私は11年前まで、しばしばブルースさんのワークショップに参加しました。

私が参加したのは一般向けのワークショップで、トレーニー向けでも教師向けでもありませんでした。

その中で今でもとても印象深く思い出されることがございます。

ブルースさんが
「それは高度なアクティビティーですね」
としばしばおっしゃっていたことです。

他の参加者のアクティビティを見ていると、一参加者として、1度ならず

「このレベルのことをする!?」なんて思ったことも実はありました.

 

今から考えると、アクティビティをする方だって知らない人の前でやるから、いつもよりも実力を発揮できなくて当然なので、そんなことを思うなんて、思いやりがなかったということになりまね。

 

そんなときにブルースさんが必ず
「これは高度なアクティビティですね」
とおっしゃったのです。

 

残念ながらバーストウ系のベテランの先生の中には、生徒さんのアクティビティや質問を”笑いもの”にする方たちが
結構いらして、ユーモアという範囲を超えていて、度を越していることがあります。

 

私にとって、そういう場にいなければならないのは、かなり不快です。例え、自分で決めて参加したグループレッスンであっても、そこまでは合意していませんから。

 

もしかしたら、マージョリー・バーストウさんにそういうところがあったのかもしれません。というより、何人かのバーストウ
直系の”大先生”たちを見ていると、きっとあったのだろうと確信してしまいます。

(もしそうだとしたら、ブルースさんはアレクサンダーの原理に忠実に基づき、誤った習慣をやめたことになります)

 

でも、ブルースさんは、忍耐強く「それは高度なアクティビティーですね」とおっしゃたのです。
そして、生徒さんは変化します。

私もなるべく言うようにしています。「それは高度なアクティビティですね」と

 

アクティビティへの尊敬の念と、生徒さんを尊重する気持ちを同時に表していると思います。

武道系の方は勘違い系の方が多いので、彼らの多くには言わないようにしていますが(笑)

 

それから、とても美しい喩え話を使ったレッスンも素敵でした。
パップル・モンスターっていう、私たちを押し下げるチビ妖怪の話とか(たぶん”パープル”だと思うのですが、私には
“パップル”と聞こえました)。

 

ブルースさんが新海みどりさんといっしょにされた、マージョリ・バーストウさんとフランク・ピアース・ジョーンズ
さんがロデオを見に行った話(あれ、ブルースさんの作った話だと思うのですが、本当に素敵なお話でした)。

 

全部私の宝物です。

受け取ったものをできる限り洗練して、次の人に伝える。ブルースさんのそういうところを仰ぎ見て行きたいです。

当時の私はブルースさんに不平ばかり言っていて、よい生徒ではありませんでしたが。。。

 

 

 

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