アレクサンダーテクニークを学び続けるためのジャーナルのすすめ

アレクサンダーテクニークのレッスンで気づきを得るためのジャーナルの勧め

MH900341581より自由に私たちの「からだ」を使えるようになるために、お勧めするワークがあります。

それは、日常生活において、アレクサンダーテクニークのプロセス~何かをするときに私たち自身に余裕が与え、癖をやめるためのディレクションを思ってから動く—を実践されることです。できるだけ多くの機会を見つけて。

そして、実践を続けるためにも、ジャーナルを作ることをお勧めします。

ジャーナルというのは、レッスン日記(レッスン絵日記)です。

アレクサンダーテクニークのジャーナルには何を書くか

私のアレクサンダーテクニークのレッスンを受けていらっしゃる方たちにおすすめしているのは、ご自分や(グループレッスンの場合には他の方たちが)アレクサンダーテクニーク教師の手と言葉からどのような情報を与えられていたのかということ、そしてその結果として起こったことをメモやスケッチや矢印などを使って書き残されることです。

レッスンを受けたことのない方でしたら、お読みになっているアレクサンダーテクニークの本で取り上げているシチュエーションまたは活動(アクティビティ)を選んで、そこに書かれている意図を自分の言葉で表現しなおすことです。

アレクサンダーテクニーク教師がいったいどのような意図でその情報を与えたのかという観点でまとめると、後でそのジャーナルを読み直した時に、もう1度アレクサンダーテクニークのレッスンを受講しているとき時間を生きることができます(レッスンを受けられたことのない方の場合には、本を読んで影響を受けた時間を再度生きることができます)。

アレクサンダーテクニークのレッスンを受け始めた当初は、教師の意図のほとんどが分からないこともあるかもしれません。また、完全に教師の意図を読み間違えることもあるでしょう。

しかし、そのような観点で振り返ってジャーナルをまとめることによって、なにが分からないのか、そしてなにを理解しているのかがはっきりしますし、アレクサンダーテクニークのレッスンの時間内で気づかなかったことに気づくこともあります。また、どこで理解を誤っていたのかについて、気がつくこともあるでしょう。

そして、次第に分からなかったことが、不意に分かり始める時が来るのです。

アレクサンダーテクニークのレッスン以外でもジャーナルはお勧め

そして日常生活でのうまくいったこと、うまくいかなかったこと、疑問や発見に関するジャーナルも同様におすすめします。もしかしたら、例えば食べ物と体調やメンタルの意外な関係について、大きな発見があるかもしれません。

このようにジャーナルを続けて、ご自分にとっての課題が明らかになれば、ご自分で解決できる可能性が高まります。もしご自分で解決できなければ、アレクサンダーテクニークのレッスンで教師といっしょに課題の解決への道筋を見つけることが容易になります。

ジャーナルについて参考にしたワーク

なお、ジャーナルのつけ方については、日本の代表的なブッシュクラフトの指導者で、私の先生のひとりのWAN主宰川口拓さんのご指導を参照いたしました。

アレクサンダーテクニークの学校の内部リンク

ベースラインを明らかにする―アレクサンダー・テクニークの次のレッスンを受ける前に行うことをお薦めするエクササイズもご参照ください。

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アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスン
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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
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