今回のテーマは、アレクサンダー・テクニークのレッスンをはじめてご受講されるに、行うことをお薦めするエクササイズです。

 

そして、このエクササイズは、ご自分について、気づきを深くするためのエクササイズです。

 

もし、すでにレッスンをご受講していらっしゃるのでしたら、次回のレッスンをご受講されるにやってみましょう。

どうしてもおひとりではできない場合には、私とレッスンで行うこともできます。

 

 

 

レッスンを受ける動機として、例えば次のようなこのがあります。

思うように動けないと感じることがある。

活動中・活動後に腕や首や腰や膝がくなったり、違和感があったり、くなったりする。

舞台の本番やプレゼンテーションなどであがりやすい(あがり症になりやすい)。

 

 

あがり症についてはこちらもご参照ください。

 

 

レッスンを有効なものにするためにどうしたらよいでしょう。

そのためには、棚卸し(たなおろし)を行いましょう。

 

いったい、どういう場面で、「思うように動かない」あるいは「痛くなる」ことをご経験をされていらっしゃるのか、レッスン当日までに書き出すことをお薦めします。

 

最初は何も出ないかもしれません。しかし、折に触れて、気づいたときにノートに書き込んでおく。
まず網羅しようとすることが大切です、

 

人によっては、「いつも」思うように動かない」あるいは「痛くなる」と思う方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、それでは、あなたご自身にとって、まったく手掛かりになりません。
あるいは、もしあなたがご受講される教師が、アクティビティー(註)のレッスンをする教師でしたら、 その教師の手掛かりにはならないでしょう。

 

 

仮に本当に「いつも」であったら、特にどういうときにひどくなるのかについて、書きましょう。

例えば

頭を動かして右のほうを見るときのほうが、左を向くときに比べて、首から肩にかけての当たりに痛みや違和感を感じる。

空高く見上げると、首の後ろ側が痛い

舞台の本番で過度に緊張したり、上がったりするのでしたら(いわゆるステージ・フライト)、具体的にはどういうことが起こっているのか

ステージ・フライトについては、こちらもご参照ください。

そんなことを書き綴るとよいのです。

 

このエクササイズのなかでもっとも重要なことは、目をつぶったり、「からだ」のなかを見つめるような眼をせず、周囲の環境とつながっていることです。と申しますのも、目をつぶったり、からだ」のなかを見つめるようにしたりすると、「からだ」が押し下げられ、ますますうまくいかなくなるからです。

 

私たち自身がしている癖(くせ)に気づくことが難しいとお感じになったらもご参照ください。

 

このプロセスを通して、現在の私たち自身のベースラインを知ることができます。
ベースラインというのは、アレクサンダー用語ではなくて、一般的に、自分自身の状態の基準を意味します。

 

もしかしたら、レッスンが終わった後、そのメモを見たら、すっかりなにもかも変わってお感じになる方もいらっしゃるかも知れませんね。

 

あるいは、その変化は小さいかもしれませんが、日常生活における実践とレッスンを繰り返しているうちに、数か月経ったら、確実に変化していることに、お気づきになるでしょう。そうです。ベース・ライン変化するのです。

 

このエクササイズは、日本におけるネイティブ・アメリカンブッシュ・クラフトとその精神世界の第一人者である、川口拓さん(註)の教えと、川口さんの助手を務めることもある寿原煌介さんのアドバイスを参考にさせていただきました。

 

 

学び続けるために—-ジャーナルのすすめ もご参照ください。

 

 

 

註 アクティビティーのレッスン
アクティビティーのレッスンについては、こちらをご参照ください。


註 川口拓さんについては、こちらをご参照ください。

 

初出 2012年06月01日 07:34 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=69843891&comm_id=1240902 を再編集して掲載した。